逆境に立たされた時こそポジティブに考えよう!キングダムの信から学んだこと
好きな漫画のひとつに、キングダムがあります。ヤングジャンプで連載されている大人気作品です。漫画も見て、その後アニメも見るほどキングダムにハマっています。
何でここまでハマっているのか、その魅力について少し考えてみました。
結果から言うと、主人公である信が圧倒的にかっこいいからです。自分も信みたいなかっこいいリーダーになりたい!!……とは思わないですが、信の野心的でポジティブな考え方を身に付けたいと思いました。
キングダムのあらすじ簡潔に説明すると、下僕の信が天下一の将軍を目指して戦場を駆け巡る物語。歴史に興味がなくても、1度読み出すとページをめくる手が止まらなくなるような面白さがあります。
何がそんなに面白いかと言うと、冒頭でも述べたように信のかっこよさに魅力を感じているからです。圧倒的に主人公がかっこいい漫画、それがキングダムです。
さらに言うと、信は逆境に立たされるほど奮い立つタイプなのです。
高い目標に向かって努力する姿勢と、敵を前にしても恐れない心の強さ。頭の回転が速いわけではありませんが、勘は鋭い。何よりも、絶対諦めない気持ちを常に持っています。
それが信という男です。リーダーとしての素質も十分あります。
信の言動はとにかくかっこいいのですが、その中でも特にかっこいいと思ったシーンがあります。キングダムファンなら心打たれたと思いますが、信が千人将に抜擢されたシーンです。僕はあのシーンが最高に好きです。
まさに、逆境に立ち向かう姿が描かれています。三百人将だった信は、大きな戦を前に蒙驁(もうごう)から千人将になるチャンスを与えられます。(蒙驁は群を率いる大将軍)
身分制度により、下僕出身が千人将になる事は普通では考えられませんし、納得のいかない者もたくさんいます。そこで、蒙驁は厳しい条件付きのチャンスを与えます。
戦で敵の将軍を1人、もしくは千人将を3人打ち取ったら昇格。失敗した場合は3段階降格し、伍長からやり直し。(伍長とは歩兵5人で結成された集団のリーダー)
信が組む300人の飛信隊も解散。かなり過酷な条件です。
一般的な感覚であれば、まずリスクを考えると思います。ハイリスクハイリターンという聞こえは良いですが、現状維持も選択のひとつです。
しかし、信は怖気付いて悩むどころか、笑ってこう言います。
出典:キングダム19巻/原泰久
「そんなの悩むところじゃない。失敗したら歩兵からやり直すし、信が狙うのは総大将の首だ!」
不安、葛藤、後悔。微塵も感じさせない信の真っ直ぐな目を見て、蒙驁はその場で千人将へと昇格させました。結果は重要ですが、それよりもその人への期待値が高まった場合、任せてみようと信頼したくなりますよね。
人を見る目に関しては、天賦の才があると周りから認められている蒙驁。そんな蒙驁が信を認めれば、下僕出身だろうと何であろうと、周りも認めざるを得ないです。たったひとつの言動で、逆境を乗り越られると証明してくれた僕の大好きなシーンです。
現実社会ではうまくいかない事も多いですが、失敗した時を考えすぎてネガティブになっても良い方向には行きません。リスクを考えて行動する事はとても大事です。だからと言って、慎重になりすぎても成果は生まれません。
普通の感覚を持ちながらも、普通ではない行動力を。こんな自分に成長していけたら、ブログも仕事ももっと面白くなっていくのかなって思いました。
どれだけ失敗したって、最後に立ってた方の勝ち。勝ち逃げしてしまえば良い。逆境の時こそ必要なのはポジティブな発想。信から学ぶことはまだまだたくさんありそうです。