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【僕のヒーローアカデミア】不平等な世界に生まれたら夢を見るか、現実を生きるか

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主人公の緑谷出久(みどりやいずく)、通称デクが最高のヒーローを目指して成長していく物語。それが「僕のヒーローアカデミア」である。

 

 

個性の出ないデク 

ある日、「超常」という現象が発見された。物を浮かしたり、体から火が出たり、岩をも砕くスーパーパワーも。いつしか、「超常」「日常」に、「架空(ゆめ)」「現実」に。

 

現在、世界総人口の約8割が特異体質である超人社会となった。超常は「個性」と呼ばれるようになり、個性を利用した犯罪が多発した。悪事を防衛するためにヒーローが公的職務になり、子供たちの憧れる職業となる。

 

4歳までに両親のどちらかの個性、あるいは複合的個性が発現されるはずだが、デクには個性が宿らなかった。齢4歳にして知ってしまった社会の現実。

 

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出典:僕のヒーローアカデミア1巻/堀越耕平

 

「人は生まれながらに平等じゃない」

 

重く突き刺さる現実を知ってでも、夢を見て前に進もうとするデク。もし、あなたがデクと同じ状況になったら夢を見ますか? 未来に希望を持ちますか?

 

誰からも応援されず、孤独に前を見続けることがどれだけ苦しいことか。想像を交えていきます。

 

周りに無理だと言われる

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出典:僕のヒーローアカデミア1巻/堀越耕平

 

個性が発動しないまま中学三年生になったデク。高校はヒーロの名門高、雄英高(偏差値79の国立)に進学希望を出している。 当然、無個性なので周りから「無理」と言われ、非難の嵐を浴びる。

 

クラスのほぼ全員が同じヒーロー科志望だが、雄英高校はトップクラスの為、目指す人はほとんどいない。大体の学生は身の丈に合ったところか、少し上を目指すだろう。

 

ヒーローは基本的に個性があることが前提である。個性を活かして悪事を防衛し、平和な社会を作っていく。その為にヒーロー科のある高校に進学するのだが、デクはご存知の通り無個性である。

 

そんな無個性のデクがトップラクスの雄英を目指すと言えば必ず非難され、笑い者にされる。応援してくれる人が1人でもいれば心強いが、誰も応援してくれない。母親すらもヒーロ以外の道があると考えている。

 

それでもデクは諦めない!!

 

頑張れば何かあると考え、ヒーローに関することを丁寧にノートに記録し、学び、知識を高めていく。未来が見えないとどこかで疑っていても、前に進む。

 

医者にも突き放される 

 

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出典:僕のヒーローアカデミア1巻/堀越耕平

 

医者や専門家に「無理」と言われたら、嫌だという気持ちがあってもどこか受け入れてしまいませんか?

 

例えば、全国大会のかかったバスケの試合の前に足をひねってしまい、医者へ診療に行くとします。結果「全治二週間の捻挫」と言われ、試合に掛けてきた思いが全て台無しになってしまいます。本人からしたら涙が出るほど悔しい状況です。

 

この状況で選択肢を出すとしたらこうでしょう。

 

  1. 痛み止めを打って怪我を隠し、チームの為にプレー
  2. 怪我を明かし、チームのサポート役として務める

 

綺麗事を言えば前者を選びたくなると思います。ですが、必ず通常通りのプレーができる保証もありません。もしかしたら後遺症が残り、今後バスケをすることは難しくなるかもしれません。そのリスクを取ってでも1を選びますか?

 

ほとんどの人が2を選ぶと思います。デクの信念はそれだけ強く、諦めない男なのです。

 

おわりに

諦めないことは大事ですが、諦める勇気も大事です。

 

デクの取る行動が必ずしも良い方向にいくかと言うと疑問ですが、夢に向かって頑張り続けることで生まれる道もあるかもしれません。

 

あなたなには叶えたい夢はありますか?

 

デクのように諦めずに前に進むのか、途中で身の丈にあった道を選ぶのか。できれば夢に向かって頑張る、キラキラした毎日を生きたいものですね。