すた丼の魅力

すた丼をご存知だろうか。豚肉とニンニク醤油ダレが奏でるガッツリ系の王道丼ぶり。すた丼にとって重要なのは、豚肉とニンニク。
今回は、豚肉とニンニクを中心に語っていこうと思う。
まずは豚肉。そもそも豚肉を嫌いという人に今まで出会ったことがない。「私、豚肉食べれないんです!」仮にこの様な発言をする女性がいたら、予測できることは2つある。
1つ目は、ダイエットをしていて肉料理を控えているというケース。
「細いんだからダイエットをする必要はないでしょ!」
「実は見えないところが太っているんです」
場数を踏んでいる女性なら、こんな発言をするに違いない。
「どの辺が太ってるの?」と二の腕を触ろうとしてくる鼻の下が伸びた男性がいたら、女性陣は笑顔で「お笑いが好きなんですけど、ネタやっていいですか?」と言ってみよう。
許可をもらったら、次に相手の頭を思いっきりパンッ!と叩いて、語尾をなまらせながらこう言って欲しい。
「この豚野郎!下心丸出しだなっ!!」と。新年会にはぴったりのネタ。
2つ目は、豚肉さんが可哀想で食べられないというケース。想像力豊かで、自分だけの世界観を持っている子にありえる。早く現実を見て欲しい。
ちなみに僕も豚肉を食べられなかった時期がある。食用の豚が殺される動画を見て、豚肉料理を見る度に映像が蘇ってきては食欲が失せた。好奇心は時に心の傷を負わせるということを知った中3の春だった。
次に、ニンニク。
ニンニクは豚肉と違って好き嫌いがある食材だ。でも僕はニンニクを支援したい。ガツンと鼻にくるニンニクは最高に良い。串焼きでそのまま食べるのも美味しい。ペーストやガーリックチップにすれば、調味料としても使える。
デメリットで言えば、食べ過ぎるとニンニクの独特な感じが舌に残ること。ブレスケアをしても、体臭からニンニクの臭いが出ることもあるらしい。
翌日に残るというリスクを持つニンニクだが、そんなところも愛しく感じる。好きを突き詰めると、どうやら軽い変態の域に達するようだ。
最後にすた丼の魅力を伝えていこうと思う。
