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工場のバイトが超絶ブラック!3日で辞めたあの日を振り返る

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学生時代、お金を稼ぐ為にいろんなアルバイトをしたことがあります。最終的には毎週固定のアルバイトに落ち着きましたが、それまではずっと派遣・短期バイトをしていました。

 

今回は、その中でも史上最悪に過酷だったと言っても過言ではない、工場の短期バイトについて書いていきます。

 

 

工場のバイトとは?

 

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工場のバイトと言っても種類がたくさんありますが、僕はパン工場で短期バイトをしていました。さらに細かく言うと、菓子パン製造です。

 

メロンパン・クリームパン・あんパン・カレーパンなど、たくさんの菓子パンを作る大きな工場。そこで働く、菓子パン作りの一員でした。

 

工場で働いてみようと思った理由は……

 

  • 週給払いの為すぐにお金が手に入る
  • 人間関係が楽そう

 

本当に単純です。学生時代は、やはりすぐに手に入るバイト代は魅力的でした。当時は朝から夕方くらいまで働いて6000円強くらいだったので、十分な額でした。

 

めんどくさい人間関係も嫌だったので、工場なら深い関係にはならないから大丈夫だろうというのも決め手でした。 

 

では、工場の仕事は何が辛かったのか。実際に働いてみて感じたことを3つにまとめてみました。

 

3つの辛かったこと

ベルトコンベアの恐怖

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仕事内容は、ベルトコンベアに流れてくる焼ける前のパンを整えたり、ひっくり返したり、目視で弾いたりする作業です。内容で言えば、誰でもできる簡単な作業です。最初にやり方だけ覚えればずっと単純作業のくり返し。

 

しかし、ベルトコンベアには迫り来る恐怖があるのです。

 

5人くらい横並びで同じ作業をやっていくのですが、 「ふぅー」と一息ついて気を抜いていたら、整えるはずのパンが目の前を通り過ぎてしまい……

 

ピィーーー!!

 

と音が鳴り、ベルトコンベアが止まってしまいました。周りの人から冷たい目で見られ、「やってしまった…」と気まずい空気に。すぐ様ベルトコンベアは始動し、そのまま作業を続行しました。

 

同じことをずっとやっていると集中力が削がれるので、単純作業も楽ではないです。

 

2時間同じ場所で立ちっぱなし

基本的に立ち作業で、2時間ごとに作業する場所が変わります。一見、なんてことのないように思えますが、2時間同じ場所に立ちっぱなしは地獄です。

 

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出典:MAJOR/満田拓也

 

MAJORの海堂高校編、夢島の練習メニューでも似たようなシーンがありました。3時間靴下で体育館の上を立ちっぱなしで過ごすというメニューです。

 

人間は基本的に重心をどちらかに傾けて立つから楽なんです。直立で両足立ちは地獄、必ず足がプルプルします。

 

歩いたりできれば良いのですが、ベルトコンベア作業はそうもいきません。これがある意味1番きつかった。

 

南米人に挟まれる

工場の単純作業は、言葉が必要ないので最低限話せればOKです。そうすると、当然外国人の雇用も増えますよね。もちろんカタコトの外国人です。

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僕の両隣には南米人が2人。その間に挟まれて黙々と作業をしていました。

 

すると、南米人同士が自然と仲良くなり、聞いたコトもない言葉で話を始めるではないですか。次第に2人の間で笑いが起き、何を話してるかわからないですが段々とバカ笑いに変わっていきます。

 

「うるさいぞ!!」

 

と思わず言いたくなるような、イラっとする状況でした。これが2時間続くわけですから、本当に最悪。 

  

得られることは何もなかった

結果、工場のバイトで得られることは何もなく、給料だけ頂いて3日で辞めました。

 

  • 信頼し合える仲間ができる!!
  • コミュニケーション能力やリーダーシップが身に付く!!

 

こういうキャッチフレーズを求人誌などで良く見かけませんか?バイトをすることで備わる能力の決まり文句ってありますよね。

 

しかし、工場のバイトに関してはお金以外何も得られませんでした。強いて言うなら、忍耐力は少し身に付きました。いろんな仕事を知るって意味では、1度は経験してみるのも良いかもしれません。

 

おわりに

今回の話は、あくまで僕の体験記です。工場勤務されている方で、不快に思われた方がいたらごめんなさい。全ての工場がブラックではないと思いますが、中には苦しいと感じながら働く場所もあるでしょう。

 

密接な人間関係も無く、周りの目も気にしないので、そういう意味では通常バイトよりも楽だと思います。

 

ブラックだと感じるかどうかは人それぞれですが、どんな仕事にも辛いことは必ずあります。苦しい日々を乗り越えて、「あの時仕事でね……」といつか笑い話になったら最高ですよね。

 

誰かに苦労話を笑って語れるような、そんな日を願ってみんな働いています。工場で辛かったことを経験したから今がある。何でも経験値に変えられるような、そんな人生を送りたいですね。